裁判で提出される一般的な証拠書類

 更新日2018年12月17日

以前「裁判にはどのような証拠を出せばよいですか?」というコラムを書きましたが、今回はその続編となります。

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司法書士 佐藤俊傑

裁判にはどのような証拠を出せばよいですか?

 まず、以前のコラムをまとめると、

「原則として、提出してはいけない証拠はない」。そのため、「本人訴訟であれば、自分自身で本件訴訟に関係があると思った書類は、あれこれ悩むくらいであれば全て提出するのがよい。」。
 ただし、注意点として、
「一見してどういう意味で提出したのか不明な証拠は、必ず証拠説明書を提出すべきであること。」、「提出された証拠は自分に不利益に扱われることもあること。」を覚えておくこと。

といった感じになります。

そうは言っても何が証拠になるのか?

 ところで、前回のコラムをご覧になっていただいた方から、一つ質問を受けました。趣旨としては、「民事訴訟では、基本的にどんな書類でも証拠に出せるのはわかった。とは言っても、具体的にどんなものが証拠になるのかイメージがわかない。」とのことでした。

 そこで、今回は、いくつかのポピュラーな訴訟について、よく提出される書証の具体例をご紹介していきたいとい思います。

貸金返還請求
1「金銭消費貸借の成立、契約内容など」の証明:金銭消費貸借契約書、借用証書、念書、公正証書
2「金銭の授受があったこと」の証明:受領書、借用証書
3「返還の催告をしたこと」の証明:内容証明郵便及び配達証明書
4「期限の到来や期限の利益喪失」の証明:金銭消費貸借契約書(期限の合意)、破産手続開始決定、受任通知書
5「弁済したこと」の証明:領収書、振込明細書、通帳の写し
売買代金請求
1「売買契約の成立」の証明:売買契約書、売掛台帳
2「代金額、支払時期」の証明:売買契約書、請求書
3「売買の目的物の引き渡し」の証明:納品書
4「弁済したこと」の証明:領収書、振込明細書、通帳の写し
交通事故による損害賠償請求(物損の場合)
1「交通事故の発生」の証明:交通事故証明書
2「事故の態様」の証明:物損事故証明書、現場写真、保険会社作成の調査報告書、自己作成の事故発生状況説明書や現場見取り図
3「自動車登録事項」の証明:登録事項等証明書、自動車検査証
4「修理費等」の証明:事故車両の修理部分の写真、見積書、請求書、領収書
5「自動車の評価額」の証明:自動車価格月報(レッドブック)、専門雑誌、ネットで類似車両の価格調査
6「代車料」の証明:見積書、領収書
7その他:示談書、念書

証拠書類一覧表

 裁判所によっては、窓口で「証拠書類一覧表」という書面を配っているところもあります。
 典型的な証拠を列挙した書面で、主に、証拠を後出しできない少額訴訟の添付書類として配っているところが多いと思いますが、当然、通常訴訟でも参考になります。

 ただ、この一覧表には「契約書」などと書類名が列挙してあるだけで、その書類が、一般的に何を証明するために必要になるか等の理由が記載されていないのが通常です。
 そのため、当該証拠が提出できない場合は、代わりにどのような証拠を用意すべきか、具体的な事案ごとに自分で検討していく必要があります。

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以 上

 合わせて債権回収のページもご覧ください。

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